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| ◆ | アダパレンは,表皮角化細胞の分化を抑制することで,面皰の形成を抑制し,非炎症性皮疹と炎症性皮疹を減少させる。 |
| アダパレンはレチノイン酸受容体※1(RARγ)に結合し,遺伝子転写促進化を誘導することによりレチノイド様作用を示す。ディフェリン®の局所投与により,表皮角化細胞の分化が抑制され,非炎症性皮疹と炎症性皮疹が減少することが考えられる。 |

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| ◆ | ディフェリン®は,濃度依存的に面皰数を有意に減少させた。 |
| 表皮面皰数はアダパレン濃度の増加に伴い減少し,ゲル基剤84.6 ±3.4/cmに対して0.1%では23.2 ±1.2/cmであり,減少率は73%に達した。また,表皮厚の増加も観察され,ゲル基剤では16.0 ±0.52μmに対して0.1%では44.4 ±1.47μmであり,約2.8倍に増加した。 |
| ■ | ライノマウスにおけるアダパレンゲル0.01〜0.3%の面皰減少作用 |
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| (平均± S.E.,n = 10) Tukey の多重比較検定 *:p < 0.05(対 ゲル基剤) **:p < 0.05(対 アダパレンゲル0.01%) ***:p < 0.05(対 アダパレンゲル0.03%) |
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![]() | ライノマウスでは,毛包上部に角質細胞と皮脂で満たされた卵形の嚢が形成される。この病変は組織学的にはヒトの面皰形成とよく似ている。 |
![]() | アダパレンを塗布すると卵形の嚢が平らになってきて,表皮の厚さが増すとともに面皰病変が消失している(塗布開始3週間後)。 |
| 【試験方法】 |
| 雌雄ライノマウス(5 〜 6週齢,n =10)の背部皮膚に,各濃度のアダパレンゲルとゲル基剤を1日1回,週5日(連続)で3週間塗布(50μL単純塗布,塗布面積:約2cm2)し,塗布部位の皮膚切片の顕微鏡画像解析を行った。 | ![]() |
| 社内資料(ライノマウスにおける面皰減少作用) |
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| ◆ | ディフェリン®は,T型トランスグルタミナーゼ(TGaseT)※の発現を抑制した。(IC50 : 約0.6nM) |
| ■ | アダパレンの培養正常ヒト表皮角化細胞のTGaseT発現抑制作用 | |
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| 【試験方法】 |
| 正常ヒト表皮角化細胞(n = 4)を低カルシウム(0.15 mM)培養液で増殖させた後,培養液を高カルシウム(1.15 mM)培養液に交換してTGaseTの発現を誘導した。アダパレン及びトレチノインは培養液交換時に添加した。4日後細胞層のTGaseTの発現レベルをELISA法で測定し,TGaseT発現の50%阻害濃度(IC50値)を算出した。 |
| ※ | TGaseT:表皮角化細胞分化の最終段階で角層細胞の細胞膜直下へのコーニファイド・エンベロープ(cornified envelope)の生成をもたらすタンパク架橋結合を触媒するカルシウム依存性酵素 |
| 社内資料(表皮トランスグルタミナーゼ発現) |